次の事項を決めます。これらの事項をあらかじめ決めておけば、定款の作成がスムーズに進みます。

• 会社の事業目的
• 会社の名称（商号）
• 本店所在地
• 決算日
• 公告の方法
• 資本金の額
• 出資者
• 株式譲渡制限
• 会社の機関と役員構成

専門的な知識を必要とする項目もあるため、専門家の助言を受けながら決めるのがベターです。

STEP2で決めた内容をもとに、定款を作成します。定款は会社運営の基本的な事項を定めたものです。非常に重要な書類で、作成後は公証役場で内容のチェックを受けます。このチェックを「認証」といいます。
無事に認証を受けるためには、定款が法律に定められた内容で作成する必要があり、定款の作成と認証は、司法書士に依頼することが一般的です。
当事務所で会社設立を行う場合も、信頼できる司法書士と連携して作業を進めます。

定款の認証が済んだら、STEP2で決めた資本金の金額の払込を行います。この段階では法人名義の通帳はまだ作れないため、個人名義の通帳を利用することになりますが、詳細については改めてご案内します。

STEP4までで用意した各種書類を添付して、法務局へ登記を申請します。提出書類の審査を経て会社設立は完了します。
この手続きについても、STEP3同様に、司法書士が行います。

設立後には、①法務局、②税務署、③県市、④年金事務所で各種手続きが必要です。